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イージーマジック ZN6
スーパー耐久参加ドライバーの練習車両およびオリジナルパーツ開発車両として手を加えています。
スーパー耐久レースの練習走行日にも走行しますのでチューニングは基本的にレースのレギュレーションに沿ったN1仕様となっています。
エンジン
エンジン本体はのNA2Lのままバランス取り
吸排気チューンの仕様です。
吸気インテークボックスはワンオフ製作
エキマニは4−1集合でワンオフ品
フロントパイプ、マフラーはφ70チタンで製作
OKDダイレクトイグニッション
小型ラジエター
電動オイルクーラー
ECU−TEKオリジナルセッティング
軽量クランクプーリー(小径タイプ)
Etc.
2016年、KOUKIが発売されてインテークマニホールドがアルミ製に変更となったことで溶接加工が可能となり、今までよりも更に大径化したスロットルボディを取り付け可能と考え、更なるパワーアップを求めてスロットルボディをΦ84へと変更。
これに伴いエアクリーナーボックスも一新、バンパー内部にエアクリーナーボックスを収め、エンジンルームにはスロットル外径に合わせたパイプを通す造りへと変更。ECU-TEKもエアフロレス(Dジェトロ)仕様でセッティングを開始しました。
エアクリーナーはフィルター面積とフィルター後の容積の大きさを大きくしつつ、ラジエターからの熱気が
上に抜けるようにこの形になりました。(2014年)
以前はボックス容積をもっと大きく取り、フィルターは社外のキノコタイプを使用していました。
エキマニはモアパワー、モアトルクを求めて2017年にΦ50〜Φ60で集合する4−2−1タイプを試作し、今までのものよりもトルクアップを確認できた。
以前からパイプの肉厚は1.2mmでできるだけ軽量にしようと努力していたが4−2−1集合は更に軽量に製作可能であった。
エキマニも数パターンの仕様で製作テストをしました。
最初は一般的な4−2−1集合タイプで市販されている物との違いは
パイプ径が太いことでしょう。
現在の4−1集合タイプは高回転の伸びが良いため採用しています。
もちろんノーマルにそのまま取り付けしてもトルクはなくなってしまいますが、
当店では最初からエキゾーストは抜けが必要だと確信して排気パーツを製作してきています。これは吸気するためには排気圧力が下がり排気が抜け切る必要があること、可変バルタイ式エンジンはECUセッティング次第でトルクが確保できることがアルテッツァのパワーFCセッティングの頃から分かっていて、セッティングする上でも排気の抜けが良い事は対ノッキング性が良いということにもつながります。
ECUはモーテックも使用してリアルタイムでデータ変更ができるメリットを生かし
可変バルタイの最適なデータをテストしたものをECU−TEKのベースデータにもフィードバックさせています。
アルテッツァのセッティングも同様ですが、エキゾーストに使用している部品によって
可変バルタイのセッティングデータは全く違ったものになるため、当店では可変バルタイのセッティングには相当神経を使っています。
これによってセッティング後は交差点一つ乗れば違いが分かるようになります。
サスペンション・ブレーキ
アペックスN1ダンパー(オリジナル仕様)
スプリング:Fハイパコ650ポンド、R800ポンド
バンプステア修正キット
ロールセンターリヤメンバーブッシュ
テインポリウレタンブッシュ
リヤスタビ移設キット
ナシンモノブロックキャリパー、ローター
ホイール:ウェッズTC105N・17インチ
以前はエナペタルダンパーでしたが、現在はN1ダンパーを当店で仕様変更したものを使用しています。
これは何度も仕様変更をしているうちに自分のところで作業できるN1ダンパーのほうが早くセットアップできるためです。
こうしたセットアップを繰り返してやっとお勧めできる仕様になってきました。
サーキットも行ける仕様ではなく、サーキット向けの仕様です。
乗り心地は・・・減衰調整ダイヤルを緩めれば案外普通です。
その他
エアロパーツ:イングス
リヤウイングは2015年からボルテックス新タイプに変更
カーボンルーフ
クラフトスクエアドアミラー
カーボントランク
TRDリヤスポイラー
OS技研特注ツインプレートクラッチ
OS技研デュアルコアLSD(オリジナル仕様)
カーボンプロペラシャフト
オリジナル6速ギヤ
アクリルウインドー
デフクーラー
サーキットのタイム
筑波サーキット: 1’02”166 (2015 REVスーパーバトル)
富士スピードウェイ: 1’59”166 (TGRF 2014)
鈴鹿フルコース: 2’25”267
美浜サーキット: 44”679 (美浜86&BRZフェス 2014.8.6)
モーターランド三河: 46.475 (2014MyCarチャレンジ 2014.11.16)
元は黒でしたがスーパー耐久18号車と同じカラーリングになりました。
塗り分けが斬新で面白いと思います。